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隠し部屋

 

コラム

 

今日のお題「心の恋人 −脳内彼女−」

 

 

今日は心の恋人について考えてみましょう。ロッテって言ったの誰だ。

 

 

−心の恋人(脳内彼女)の条件−

 

条件はいくつかあります。

ずっと心にとどめておくものですから、性格重視ではないといけません。

でもやっぱり顔の可愛さも必要なわけで、バランスが難しいですね。

現実の世界でも顔のかわいらしさとは裏腹に性格が腐ってたり、

どろどろに溶けて液体状になっていたり、

消しゴムのカスでエセ練りけし作って翌日の朝になると固くなっていたりと、色々ありますよね。

 

そこで思い付くのはやはりアニメ・ゲームのキャラクターではないか ということです。

今日はその検証をしてみたいと思います。

 

 

 

博士「では実験してみよう」

助手「はい。博士」

博士「実験体にグラビアアイドルの写真集を与えてみてくれ」

助手「ぼぼぼ僕が見たいぐらいですよ・・」

博士「黙ってさっさとやれ」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

助手「まったく興味を示しませんね・・・」

博士「ちゃんと記録しておくんだぞ」

助手「わかってます。上から88、59、90です」

博士「お前もう帰れよ」

 

 

 

 

博士「では次の実験だ」

助手(新)「はい博士。この性的興奮が爆裂せんばかりの劇画タッチの漫画雑誌ですね」

博士「そのとおり。さあ与えてみよう」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

助手(新)「一回読んでポイですね・・・」

博士「ちゃんと記録しておいてくれたまえ」

助手「はい。僕は 看護婦 という漫画が特に気に入りました」

博士「お前まだいたの?」

 

 

 

 

博士「これが最後の実験だ。気合入れろ!」

助手(新)「はい。博士!」

博士「ではこれを与えてみなさい」

助手(新)「成人向けの同人誌ですね」

博士「うむ。私の秘蔵CCS本なのだよ」

助手(新)「私物!?」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

助手(新)「凄いですね・・・」

博士「これがキャラクター効果だ」

助手(新)「キャラクター効果?博士、一体それは?」

博士「君はアイドルは好きかね?」

助手(新)「アイドルですか・・?」

博士「そうだ。山口百恵やピンクレディー、キャンディーズにアグネス・ラム・・」

助手(新)「微妙に古いですね。博士」

博士「・・・例を挙げてみただけだ。どうかね?君は好きかね?」

助手(新)「まぁ、アイドルは好きですよ。うそ臭いとかありますけど」

博士「その好きという要素はどこから来ると思うかね?」

助手(新)「要素・・?はて・・自分では特に意識はしていないのですが・・」

博士「では質問を変えよう。君は女の子は好きかね?」

助手(新)「まあ、僕も男ですし、嫌いといえば嘘になりますね」

博士「そうであろう。だがしかし、君の好きとは違う好きが世の中にはあるのだよ」

助手(新)「話に脈絡というかそういうのが無いですね。博士」

博士「黙りたまえ」

助手(新)「すいません」

 

博士「アニメ・ゲームのメインキャラクターでは腐りきった性格というのは少ない。顔が可愛いのは大前提であり、その上に性格が良い、具体的には素直・・・幼いといったほうが的を得ているかもしれない。この現実世界では到底有り得ないようなことをアニメ・ゲームは描いているのだよ。良いか悪いかは別にして」

助手(新)「それが何か関係あるんですか?」

博士「全然」

助手(新)「お前帰れ。」

博士「話は最後まで聞くのだ。それが世の定めよ・・・」

助手(新)「申し訳ありません。自分は未熟でした」

 

博士「一昔前のアイドルを持ち出したのは理由がある」

助手(新)「その心は?」

博士「聖子ちゃんを覚えているかね?」

助手(新)「はい。印象に残っていますよ」

博士「彼女はどんな人物であったか・・・アイドル時代のことを思い出して考えてみてほしい」

助手(新)「・・・・ブリっ子と呼ばれていましたね」

博士「そうであろう。まさに作り物に近かったのだ。作り物のかわいらしさ、それは先にあげ連ねたキャラクターと似てはいないか?」

助手(新)「そういわれてみると・・・にていますね」

博士「違っている点はキャラクターが完全な作り物であるのに対し、聖子ちゃんは売れるためとはいえ自分自身でそう演じていたのだ。つまり根本的には違う。だがブラウン管の中の彼女はキャラクターそのものだった」

助手(新)「確かにそうですね」

博士「これらは欲望から生み出されたということも同じだ。メインのターゲットは男、後で女の子にも支持されたが対象は男だったはずだ。全てとは言わないがね」

助手(新)「博士・・・なんかかっちょいいですね」

博士「君、かっちょいいは死語だぞ。口を慎みたまえ」

助手(新)「私語とかけましたね。僕には分かりますよ」

博士「どうせ文字の世界さ」

 

助手(新)「で、とどのつまりキャラクター効果とは何なんですか?」

博士「知らん。萌えとでも呼んでくれたまえ」

助手(新)「やっぱお前ダメだよ」

 

 

おしまい

 

 

 

 

−選択肢−

 

こんなところはもうたくさんだ。俺は帰る。

 

あえて次のを読む。

 

 

 

 

 

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