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隠し部屋
コラム５
今日のお題「ばい菌やろう」
今日はアソパンマンについて熱く語ろうと思います。
流石に子供向けなだけあり、内容も単純なのですが、夢や希望、愛や勇気（友達）が随所に見られます。
まぁ何が言いたいかというと、「バイキンマンって凄い」ってことです。
皆さんもご存知のとおり、バイキンマンは敵です。
アンパンマンに対して何の恨みがあるのか、毎回様々な作戦を立て、アンパンマンを懲らしめようと奮闘します。
しかし気付いているでしょうか、皆さんは。
バイキンマンは力も弱く、とてもアンパンマンに歯が立つとは思えません。
しかし彼は諦めません。何度やられても再び立ち上がり、そして向かってゆきます。
アンパンマンは力の差が歴然としているバイキンマンに向かって平然と「卑怯だぞ！バイキンマン！」などと言い放ちますが、本当はアンパンマンが卑怯者なのではないでしょうか？
アンパンマンには頼りになるサポーターや、仲間がいます。
しかしバイキンマンにはそんなものいません。
唯一仲間ともいえるドキンちゃんは、男に目覚め、毎日体を慰めたり、それどころか私利私欲のためにバイキンマンを使おうとする始末。
こんな状況にもかかわらず、バイキンマンは決して倒れることの無いアンパンマンにはむかおうとしているのです。（戦力外のホラーマンとかは論外）
彼こそが本物の男、いや、漢なのではないでしょうか？
何度やられてもくじけず、ダルマのように立ち上がり、めげずに立ち向かう。
強大な敵を前にしても臆することなく、その非力さをあまりある根性と勇気でカバーし、向かってゆく。
現代社会において「根性」という言葉はあまりにも古いものかもしれません。
男気や男らしさなど忘れ去られそうになっているともいえます。
しかし、彼は諦めません。いつの日か必ず強大な敵、アンパンマンを倒すまで諦めないのです。
私はこう考えます。やなせさんが教えたかったもの。
それは「あきらめない。絶対に」という言葉ではないだろうか？と。
そしてそれを敵として描かれるバイキンマンにたくしたのではないかと。
私にはそんな気がしてならないのです。
彼は戦う。今日も。そしてこういい残す・・・。
「バイバイキーン」
おわり
￥
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